DEFORM-3D三次元大変形熱力結合弾塑性有限要素ソフトウェアを用いて、Ф21.5 mm GCr15軸受鋼坯を四本ロールKOCKS圧延機で連続圧延しΦ16 mm棒材とする工程の数値シミュレーションを行った。圧延工程の等価応力、等価ひずみ、温度場、圧延力等のパラメータを解析した。結果は、KOCKS機組内の棒材の変形は主に延伸孔型で発生し、精圧孔型での変形量は特に最終工程で小さいこと、棒材の幅方向の展開は不均一で、圧延ロール付近は小さく、ロール隙間部で大きく鼓形が発生すること、等価ひずみは芯部まで浸透しており、組織の緻密度および製品内部品質の保証に極めて有利であること、各工程の圧延力の実測値とシミュレーション値の相対誤差が2%未満であることを示した。